外科手術

青葉どうぶつクリニックで手術をするメリット

ペインコントロール

ペインコントロール 動物に対してのペインコントロールは、これまで軽視されてきました。当院では、「動物のことを第一に考える」をコンセプトに、ペインコントロールに注力しています。ペインコントロールをすることで、痛みを感じないだけでなく、術後の動物の生活にも大きな影響をもたらします。術後に麻酔が切れたとき、適切なペインコントロールがされていない場合には、「痛み」で目覚めてしまいます。しかし、当院のペインコントロールでは、麻酔が切れたときの痛みを感じにくいため、動物が「手術をされたこと」を感じないだけでなく、手術されたことすら記憶にない状態になることもあります。

 痛みを感じれば、次に病院に来るのを嫌がるようにもなりますし、痛みの思い出にも悩まされることになります。当院では、1回の手術で麻酔が通常1から2種類使われるところを、4〜5種類使用することでペインコントロールをしています。丁寧かつ適切な処置で、動物たちを痛みから守ります。

超音波手術

超音波手術 手術時には、血管等の出血部位には縫合糸で結紮する、微細出血点は電気メスで対処するのが一般的でした。当院では、超音波凝固切開装置(SonoSurg)を導入し、軟部組織の凝固と切開を同時に行っています。従来の電気メスに比べて圧倒的に低刺激、低侵襲での手術が可能になりました。多くの手術で結紮糸などを体内に残さずにすむために、縫合糸肉芽腫といった合併症の発生リスクもほぼゼロにしています。

 

 

身体に優しい糸の使用

 基本的には血管をシーリングした糸を使わない手術を行っていますが、糸を使う場合にもこだわりがあります。体内に残しても溶けてなくなる吸収糸というだけでなく、細い糸で縒っていないもの、ノンフィラメントを使用しています。技術的な目線でいうと、使いにくいものですが、動物たちの身体のことを考えれば、使うべき適切な糸です。

当院での主な手術

乳腺腫瘍摘出手術、皮膚腫瘍摘出手術など様々な手術に対応しております。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。

手術時の注意点

 手術日に動物たちを連れてくる際には、必ずキャリーやケージに入れて連れて来てください。絶食中でグッタリしている動物たちも、外に出れば突然動き出すこともあります。駐車場で他の車の前に飛び出してしまったり、危険な場所に入り込んでしまう可能性もありますのでご注意ください。また、術後の経過によっては、入院が長引くこともあります。常に動物たちの状態をチェックし、ベストな処置の提案をいたします。術中でも術後でも、気になる点は随時ご確認ください。納得いくまで、分かりやすくご説明いたします。

手術実績

乳腺・生殖器系

  • 乳腺腫瘍摘出術(単一乳房摘出,部分乳房摘出,片側乳腺摘出,両側乳腺全摘出)
  • 卵巣腫瘍摘出術
  • 子宮卵巣摘出術(子宮蓄膿症,子宮粘液症等)

消化器系

  • 胃切開・異物摘出術
  • 胃捻転整復術
  • 胃癌摘出術(幽門側胃部分切除・吻合術等)
  • 腸管切開・異物摘出術
  • 腸管切除・吻合術
  • 臍(さい)ヘルニア整復術
  • 胃癌摘出術(幽門側胃部分切除・吻合術等)
  • 鼠径(そけい)ヘルニア整復術
  • 腹壁瘢痕ヘルニア整復術
  • 会陰ヘルニア整復術

肝臓・胆道系

  • 肝切除術(肝臓癌等)
  • 胆嚢摘出術

泌尿器系

  • 腎臓摘出術(腎臓癌)
  • 腎結石摘出術
  • 尿管結石摘出術
  • 膀胱結石摘出術
  • 膀胱部分切除術(膀胱癌)

その他

  • 脾臓摘出術(血管肉腫等の悪性腫瘍)
  • 皮膚・皮下腫瘍摘出術(肥満細胞腫,扁平上皮癌等)
  • 甲状腺腫瘍摘出術
  • 副腎腫瘍摘出術
  • 口腔内腫瘍摘出術
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